即PATで地方競馬の馬券を購入する方法と5つの注意点

即PAT 地方競馬

昨年は、コロナ渦によって無観客で開催されることも多く、競馬場ではなくネットで馬券を購入した人も多いと思います。JRA開催のレースで馬券購入ができるのは、IPATや即PATですが、中央競馬の開催が無い平日に地方競馬をやろうと思ったとき、即PATで馬券を購入することはできるのでしょうか?

この記事では、即PATを利用して地方競馬の馬券を購入する方法や、購入するときの注意点などについて解説しています。
即PAT単勝

即PATで地方競馬の馬券を買える

ipat、即PATはJRA開催の中央競馬の馬券をネットで購入するためのシステムでしたが、2012年から、地方競馬の馬券も購入できるようになっています。

即PAT地方競馬

地方競馬専用のネット投票サイトのように、毎日全ての競馬場の全レースが購入できるというわけではありませんが、地方競馬の重賞レースであれば、ほぼ即PATで購入することが可能です。

即PATで地方競馬を買う方法

即PATの会員手続きが終了しており、中央競馬の馬券を既に購入している人ならば、特別な手続きをすることなく、地方競馬の馬券を購入することができます。

即PAT佐賀競馬

即PATの入会手続きが済んでいない人は、会員登録をする必要がありますが、指定銀行の口座を持っている人であれば、ネットでの手続きだけで、即日から中央競馬も地方競馬もどちらの馬券も購入することが可能です。

即PATで地方競馬を買えない時にチェックすべき5つの注意点

即PATで地方競馬を買おうと思ってログインしても、購入できないときがあります。その時は、以下の5つのチェックポイントを確認してみてください。

月曜日と金曜日は即PATで地方競馬の馬券が買えないので注意

地方競馬の開催は月曜日~日曜日まで、日本全国の15の競馬場のどこかで開催されていますが、月曜日と金曜日は即PATで馬券を購入することができなくなります。

JRAの開催は土曜と日曜の週末2日になるため、開催前日の金曜日と、開催終了翌日の月曜日はシステムのメンテンナンスの日になっています。

但し、月曜日や金曜日が祝日にあたる場合は、メンテナンスの日時をずらすため、祝日であれば月曜や金曜でも地方競馬の馬券を購入することはできます。月曜日が祝日の場合は、翌日の火曜日がメンテナンスになるので、火曜日に即PATを利用することはできません。

月1度メンテンで買えない

中央競馬の開催日前後の月曜日と金曜日がメンテナンス日になると説明しましたが、毎週のメンテナンス日以外に、毎月一回のメンテナンス日が設定されています。メンテナンスは2~3日の期間で行われますので、メンテナンス中は地方競馬の馬券を購入することはできなくなります。

ipat対象レースではない

即PATで購入できる地方競馬のレースは、ipat対象レースになっているものだけです。中央との交流重賞などの大きなレースならば確実に購入することができますが、開催日によっては、前半の1~5レースまでは対象レースになっているので購入できるけど、6レース以降は対象外で購入できないということも多いので気を付けてください。

6開催以上の場合購入できない競馬場がでてくる

即PATで購入できる競馬場の数の上限に制限があります。最大でも1日6開催までの競馬場の馬券しか購入できないので、1日に7開催以上が同時に行われている場合は、購入できない開催が発生します。

また、JRAの開催がある土曜日や日曜日は、購入できる地方競馬は3開催になります。

年間を通して、1日同時に7開催以上行われることは、ほぼありませんし、土日で地方競馬を開催しているのは、佐賀や高知など決まったところだけなので、開催数についてはそれほど気にすることはないと思います。

ばんえい競馬は即PATの対象外

昨年、7年ぶりに復活開催を行った姫路競馬場のレースも即PATで馬券を購入することができますが、帯広のばんえい競馬だけは、即PATに対応していません。

ばんえい競馬

ばんえい競馬の馬券を購入する場合は、即PAT以外のネット投票サービスに登録するしか方法はありません。

即PATで地方競馬の馬券を購入するデメリット

即PATで地方競馬の馬券を購入するときに、最大のデメリットとなるのは、馬券購入の締め切り時間の早さになると思います。

JRA開催の中央競馬ならば発走1分前まで、馬券を購入することができますが、地方競馬のレースの場合は、発走の4分前が締め切り時間になります。

しめきり

地方競馬の場合、発走ギリギリで大きくオッズが変わることがあり、オッズの変動を見てから馬券を購入することで、的中率がアップする可能性があります。

4分前に1番人気の馬を軸にして馬券を購入したはずなのに、出走したときは5番人気になっていたなんていうケースは本当に珍しくありませんので、地方競馬の馬券を購入するときに締め切り時間が早いというのは大きなデメリットと言えるかもしれません。

即PATで地方競馬を買えない時におススメの馬券購入サイト

即PATで購入できないレースがある場合におススメの地方競馬の馬券購入サイトを紹介します。

SPAT4

南関東4競馬場が運営するネット投票サービスです。PCでもスマホでもアクセス可能で、申込をしたその日から地方競馬の馬券を購入することが可能です。

SPAT4

南関東4競馬場(浦和・大井・川崎・船橋)だけではなく、帯広のばんえい競馬を含む、日本全国の地方競馬場開催レースを購入することがきます。

締め切り時間も、南関東4競馬場なら1分前まで購入可能ですし、それ以外の地方競馬場も2分前まで馬券を購入することができますから、直前のオッズ変動を参考にしながら、馬券を検討することができます。

SPAT4では馬券を購入した金額によってポイントが貯まり、そのポイントを現金に交換することができる、実質的なキャッシュバックシステムもおススメ理由の1つになります。

楽天競馬

株式会社楽天が運営しているネット投票サービスです。楽天競馬でも日本全国15の競馬場の全ての開催レースの馬券を購入することができます。楽天競馬では馬券購入の締め切りは2分前です。

リアルタイムでレースのライブ映像を見ることができたり、騎手や競走馬の分析機能が非常にわかりやすいという点でもおススメのサイトになります。

楽天競馬トップ

競馬の馬券を購入した金額で楽天ポイントが貯まるので、楽天ポイントを集めている人にはさらにおススメですが、ポイントで馬券を購入することはできないので注意してください。

楽天競馬も申込してすぐに馬券を購入することが可能ですが、引落の口座は楽天銀行のみになりますので、楽天銀行の口座を持っていない人は、口座開設までの時間が2~3日かかる場合があります。

まとめ

即PATで地方馬券を手軽に購入できるようになってから、地方競馬の売り上げは大幅に上がっています。ユーザーにとっても、即PATだけで馬券購入するなら、一元管理できてやりやすいです。

ただ、全ての地方競馬のレースが購入できないのは大きなデメリットになります。馬券購入の締め切り時間が早いというのも同様に大きいデメリットですね。

地方競馬に自分の好きな馬が出走していたり、自分が波に乗っているときでも、即PATでは馬券が購入できないことがありますので、地方競馬専用の購入サイト「SPAT4」や「楽天競馬」なども使える状態にしておいて、即PATで購入できないときはそちらを使うといった方法なら安心して地方競馬を楽しむことができるでしょう。